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Deck review

日本人デザインのデック、カードの広がりの良さに感動するPlayfair

日本人デザインのデック、カードの広がりの良さに感動するPlayfair

今回ご紹介するデックはなんと、日本人がデザインしたデックです! シンプルなデザインの中に、隠れた滑りの良さとコシの強さ。 そんな素敵なデックをご紹介します。

Overview

世界には様々なデックがあり、色んな人がいろんなデックをデザインしています。 その中には、もちろん日本人がデザインしたデックも存在します。 それが今回ご紹介するPlayfairデックです。

デック名と同じPlayfair(プレイフェア)というお店を経営されておられる 和泉圭佑さんという方がいらっしゃるのですが、その方がこのデックをデザインされています。

ちなみにそのプレイフェアというお店、 「日本初のマジック用トランプ(デック)専門店」として様々な、本当に様々なデックを 販売しておられます。筆者も利用したことあります。
本当にたくさんのデックを取り扱っておられるので、ぜひデック好きの方はサイトをご覧になってみてください!

個人的には、誰得デック情報の記事がおすすめです。

和泉圭佑さん自身も、YoutubeやTwitter、Instagramなどで デックレビューを投稿されておられるので、ぜひぜひチェックしてみてください!!

勝手にPlayfairの情報宣伝

それではデックレビュー行ってみましょう!

外観

前面 箱前面

背面 箱背面

箱のデザインは非常にシンプルです。単色の背景に白文字で構成されています。
裏面はカードのバックと同じデザインになっています。

カードフェイス

カード表面

カードの構成は基本52枚に加えて、Jokerのデュプリケイトが2枚。 そして、ブランクバックが1枚・ダブルパックが1枚と入っています。非常にマジックに向いている構成ですね。

ケースの横やエースを見て気づいた人もいるかも知れませんが、 このデックはデザインが先ほど紹介した和泉さんで、製造はTWPC(Taiwan Playing Card)がされています。

カードバック

スプレッドした画

カードの裏面は、白枠に先ほどの青字にPlayfairの文字という非常にシンプルな構成です。

カード表面

上から 表面のエンボス加工

斜めから 表面のエンボス加工2

エンボス加工ですが、USPCのものと比べて凹凸が浅い印象。
だがしかし!滑りが悪いかといえばそんなことはなく、気持ちいいほどカードが広がっていきます。 フィニッシュの感じとしては、ヌルンと広がる印象。ファンをするときは非常に気持ちいいです。

カードの側面

側面

TWPC製のカード全般的に言えることですが、カットの品質は非常に高いです。 パシッと切れており、側面を触るとサラサラとしています。

カードの薄さ

薄さ

写真では相変わらずわかりにくいかもしれませんが、厚さはBicycleと同じでした。

総評

総評としては以下の感じです。
※星はレベルが低いという意味ではありません。またこれらはすべて個人の見解です

  • 価格 - ★★★★☆
    • 800円。Bicycleと比べるとちょっと高め。まあBicycleが安すぎるというのもありますが。でも1000円切るのでお買い求めやすいかと思います。後述しますが、硬さと滑りが自分に合う人は絶対買いだと思います。
  • 薄さ - ★★★☆☆
    • Bicycleと同じ。厚さに関して違和感なく使えると思います。
  • コシ - ★★★★★
    • TWPC製のカード全般的に言えることかもしれませんが、結構固めです。硬いカードが好きな方はぜひおすすめしたい。逆に柔らかいカードが好きな人は合わないかも。
  • 滑り - ★★★★★
    • 抜群に良いです。ある程度使い込んでもファンが広がっていくのは驚きの一言。かといって、ダブルリフトしたときにずれやすいといったこともない。
  • ファローのしやすさ - ★★★★☆
    • 問題なく行なえます。
  • カットの方向 - 表
    • トラディショナルカットです。
  • 指先でのカウント - ★★★★☆
    • カード1枚1枚のエッジが立っているせいか、特にピンキーカウントはやりやすかったです。ただ、上述している通りカードが固めであるので、普段BicycleやTally-Hoを使ってる方は力がいると感じるかもしれません。

おわりに

普段遣いのUSPCC製のデックとはちょっと毛色が違うPlayfairさんのデック。 もちろん合う合わないは人によってあると思うのですが、一度手にとってみても良いかも。
「おお!こういうデックもあるのか!」という感覚になるはず。