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周りの人のことを好きになれる習慣

周りの人のことを好きになれる習慣

筆者は基本、自分の周りの人たちを人間としてどんどん好きになっていく傾向があります。 それは今まで実践してきたことに秘密があり、結果的にモチベーションコントロールや 対人関係が良くなる効果があったのでこの機会にご紹介します。

Overview

急にテイストが変わったタイトルですね!(笑)

実は昔から自分が実施している習慣があるのですが、周りに話を聞いていると 「どうやらこれしてるの自分だけ!?」ということに気付いたことがあります。

せっかくなので、今日はそれをみなさんにシェアしようと思います。 自分に関わる人たちのことが自然と好きに、大事に思えるようになる手法です。

・・・自己啓発セミナーみたいな怪しいこと言い出しましたが、 同意できないなと思った方は全然無視していただいて問題ないです(笑)

興味ある人だけ読みすすめてみてください。

  • 効果
    • 勉強や仕事の効率は上がりません
    • スキルアップもしないです
    • ただ、人と関わることの楽しさや面白さを存分に感じることができる ようになります

「好きなところ・良かったところリスト」を作ろう

筆者は家族・友人・同僚・好きな芸能人・マジシャンの方などなど、 自分に関わりがある人達(別に知り合いじゃなくても良い)の 「好きな所リスト」 というのを作っています。 これが何かと言うと、人毎にその人に過去してもらったことで嬉しかったことや 好感が持てた出来事をメモっていくというものです。

これ、実は芸能人のファンの方などはファンになってる人に対して自然とやっておられる人がいたりするのですが、 身の回りの人たちに対してやってるのをあまり聞いたことがありません。

これをすることで、自分の周りの人の良い所・好きな所がいっぱい集まったドキュメントが出来てきます。 読み返すだけで幸せな気分になれる、素敵なメディアが完成するのです。 ぜひおすすめしたいです。

ルール

やるにあたりルールがあって

1. 誰にもそのリストを見せない
2. 性格ではなく、事実を書く
3. その時の自分の心象を併記する
4. 成果の評価には使わない

というものです。

まず1の 「誰にもそのリストを見せない」 ですが、
人に見せることを意識すると「見られるのでちょっといい感じに書いておこう」というバイアスがかかってしまいます。 結果的に事実を捻じ曲げて書いてしまう恐れがあります。 (自分を良く思われようとか、変に嫌われたくないとか、そんな思いが邪魔をする) なので、自分だけしか見ないことを徹底したほうが良いです。

そして次に2 「性格ではなく、事実を書く」
その人を思い浮かべた時に「やさしい」とか「明るい」とかを 書いてしまいがちなのですが、それはやりません。 読み返した時の気分によって定義がブレるからです。

「困ってる時に力を貸してくれた」とか
「一人で浮いてる時にご飯誘ってくれて嬉しかった」とか
そういう “事実“ を書くようにします。

そして次に3 「その時の自分の心象を併記する」
「嬉しかった」だけでも良いのですが 「心細かった気持ちがその一言で払拭できて、すごく助けられた。次に日から積極的になれた」 と書いたほうが当時のことを思い出しやすく、自分へ与えた影響を再認識しやすいです。 加えて、どう嬉しかったのかがより具体的に思い出せるので、読み返した時の幸福度は全然違います。

最後に4 「成果の評価には使わない」
このリストを書いていくと、例えば部活で言うキャプテン、会社で言う組織マネージャーのような立場の人の下に 「成果をうまくだせなかった人間」がいた時に、 情に流されて正当な評価ができなくなる副作用 がでてくる場合があります。

でもあくまでこれは評価ではなく、自分が嬉しかったイベントを書き記すもの。 出来たこと・出来なかったこととは区別して使います。

素敵なツールの完成

上記を守ったドキュメントを作成することで 自分の気分が落ちたり、モチベーションが下がってる時にそれを回復してくれるツールができます。

例えば、「家族・恋人」の場合、
喧嘩して嫌な気分になった時に読み返すと 「いやでも昔こんないい事してくれたしな・・・性格が悪いわけじゃない」 と「罪を憎んで人を憎まず」の精神を思い出させてくれます。

例えば、「友達・同僚」の場合、
ミスしたりして何か自分が迷惑を被ったことがあっても 「でもこの人はこういう面で凄くいい影響を我々に与えてくれてる」 とその人の持つ良さを思い出させてくれます。

逆に、自分の周りの人が自信をなくしていたり落ち込んでいたりした時に
「あなたの良いところは、こんなにたくさんあるよ!」 と力強く励ますことが出来ます。

よくドラマやアニメで
「じゃあ、俺・私の好きな所10個教えて」
とかいうシーンをたまに見ることがありますが、 このドキュメントがあれば正直楽勝です。楽勝過ぎます。

良いところに目が行くようになる

最初はスカスカな状態から始まると思いますが、 書き足していけば行くほど、読み返すのが楽しくなっていきます。 また、 その人の良さを知らず知らずのうちに探すようになります。

これがこのドキュメントの一番強いところで、 人間はよく人の悪いところに目が行きがちですが この習慣を続けていると良いところに目が行くようになります。

そして、周りの人をどんどん大好きになっていくようになります。 悪口・陰口をだんだんと言わなくなり、憎しみを生む絶対量が減っていきます。 (全く見ず知らずの人には抱きやすいままかもしれませんが・・・)

言うならば、逆デスノート。

人間、大きな恩は長い間記憶に残りますが、 小さな親切を意外と忘れがちです。その小さな親切を書き止める習慣を作ることで その人の良さを再認識でき、苦手意識があるような相手でも接する勇気を自分自身からもらうことが出来ます。
(勿論、親の仇ぐらい憎んでいる人がいたら、その人のことを無理に書く必要はありません)

最初は好きな芸能人から書き始めていきましょう。
自分の好きな人は、総じて良いところが出やすいです。 でも、先程書いたように「かっこいいところ」とか「マジックが上手」とか、そういう書き方はやめましょう。

「笑顔が爽やかで、目があった時に癒やされた」とか「彼の話す話が面白くて時間を忘れた」とか、 そういう風に事実に基づいて書いていきましょう!

慣れてくると、きっと自分の身の回りの人たちのことも書き出せるようになってくるはずです。

おわりに

ちなみに、少しでも私と関わったことがある方々は、 オフライン・オンライン問わず、全員そのリストに色んな「良かったこと」が書かれています。

何かのタイミングで誰かにお礼をするようなときは、それを読み返して感謝の意を全力で伝えられるようになります。

自分で言うのも恥ずかしいですが、私は身の周りの人のいいところをあげていく勝負をしたら、 多分誰にも負けない自信があります。

良かったら、みなさんも是非試してみてください。
結構世界が変わると思います。参考になれば幸いです。